米景気の先行き減速リスク高まっている＝岩田日銀副総裁

　［下関 ４日　ロイター］　岩田一政日銀副総裁は４日、山口県金融経済懇談会であいさつし、米国経済に関し、景気下振れリスクが高まっているとみてよい、との認識を示した。
　仮に米景気の減速度合いが強まり、欧州景気も減速するとなれば、日本経済にも下方リスクが生じ得ることに留意する必要がある、と述べた。
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　その上で、サブプライム（信用度の低い借り手向け住宅ローン）問題に端を発した金融市場の混乱は、いずれ市場の透明化とともに正常化するとの見通しを示す一方で、米景気減速が日本の設備投資や消費、賃金・物価にどのような影響を及ぼすか、注意深く点検する必要がある、とした。さらに、資産価格についても、金融政策を運営する上で有用な情報変数としてモニターしていく必要がある、とした。

（引用 yahooニュース）

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