桑名三川商工会：県が補助金返還命令 融資審査で不正受給 ／三重

　今年４月に旧長島町商工会との合併で桑名三川商工会（丹羽洋会長）となった旧多度町商工会が、小企業等経営改善資金制度（マル経キャッシング）の審査で、実際に審査会を開いていないのに、審査会メンバーへの費用弁償として支出される県の補助金を不正に受け取っていたことが分かり、県は３日、桑名三川商工会に対し、支出した補助金約１１６万円と加算金計約１８９万円を返還するよう命令した。不正に受け取った補助金は、他の費用弁償などと共にプールし、会議の弁当代や慶弔費、視察研修費などとして使っていたという。
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　県産業支援室によると、マル経キャッシングは、小規模事業者を対象にした国民生活金融公庫のキャッシング制度で、事業者が公庫にキャッシング申請する際は商工会や商工会議所の推薦が必要。商工会などでは、審査会を開き、推薦を決定する。審査会メンバーへの費用弁償は、県が１人当たり１回３０００円を補助していた。
　旧多度町商工会では、当時の会長だった丹羽氏と副会長２人の３人が審査会メンバーだったが、実際には審査会を開かず、同商工会職員のチェックだけで推薦し、９７年度から０６年度末までの１０年間、不正に補助金を受け取っていたという...

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（引用 yahooニュース）

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